外食のなかでも長い歴史がある焼肉、韓国から伝わって来たようです。しかし、今日本ではお客様が自分で目の前で肉を焼くスタイルが主流であり、店側が焼いてお客様に提供する韓国スタイルとは異なります。どちらが好みなのかは個人差によって違いますが、日本人にとっては目の前で肉を焼くスタイルを好む人が多いでしょう。肉を焼く際の煙が気になり、髪の毛や服ににおいが付くこともありますが、最近では無煙ロースターを使う店が増えて来ました。
馬喰町にある焼肉店も多くが無煙ロースターを使うスタイルに移行しており、目の前で焼く楽しみがありつつ、においが気にならなくなっています。においが気にならないと、仕事の休憩時間のランチやデートや接待でも利用しやすいでしょう。焼肉は栄養価も高く、たんぱく質や鉄分、亜鉛などのミネラルなど元気のもとになる成分が摂取できます。同時に野菜を食べればバランスの良いメニューになります。昼からの仕事の活力になったり、デートを楽しむことができるでしょう。鉄分不足を補うことができ、食事からの摂取が難しい亜鉛も摂取できるため、疲労解消にもつながります。特に女性は鉄分不足に陥っている人が多いので、定期的に焼肉を食べることは理にかなっているのです。
焼肉はカロリーが高いと言われていますが、ごはんを食べ過ぎなければ糖質は低めのメニューです。どの肉を食べるのかによってカロリーは変わって来ますが、一般的な食事メニューのなかで高めの部類に入るでしょう。しかし、ダイエット目線で考えてみると、カロリーよりも糖質に着目した方がいいと言われています。カロリーの高さは肉に脂が多いからです。肉の脂は、カロリーが高いだけではなく、身体には欠かせないもの。それは、必須脂肪酸という身体や脳を動かすためには欠かせない成分が含まれているからです。それでも、カロリーを減らしたいと思う人もいるはずです。その場合にいくつか方法があります。
まずはタレをレモンや塩を使ったものを主に使うことです。レモンや塩はさっぱりしているので物足りない気もしますが、実は焼肉のタレはカロリーが高いものがほとんどです。しかし、あのタレのおいしさもあって焼肉を食べたいと思っている人も多いことでしょう。完全にいつものタレを使わないのではなく、減らす方法でも効果はあります。加えて、肉をよく焼くことにより、余分な脂が落ちることになるため、カロリーダウンが可能。しかし、肉は焼き過ぎると硬くなるため注意しないと、おいしさが半減してしまいます。加えて、選ぶ肉にも注意するといいでしょう。ホルモンを選ぶとカロリーダウンにつながります。ホルモンのなかで特におすすめしたいのが、タンやミノ。これらは他の肉と比べてカロリーがかなり低く抑えられており、噛みごたえもあるので、満腹感につながりやすいでしょう。
馬喰町にある焼肉店には、ホルモンの種類が豊富な店が多く、あまり見かけない希少部位の肉が楽しめる店もたくさんあります。馬喰町という場所柄、これまでおいしいものをたくさん食べて来たサラリーマンなどが利用するだけあって、店側のレベルの高さも感じます。たとえばホルモンのなかでも他の街では見かけない部位を扱う店が一般的であり、馬喰町に来れば初めての部位に出会えるかもしれません。それくらい馬喰町の焼肉店は期待できます。かつては衣料系の問屋街の街とも言われていたこともあり、さっと食事を済ますことができるような店ばかりだったような気もしますが、近年オフィスが増えたことにより、ゆっくり食事とお酒を楽しむ店も増えており、焼肉店にもその傾向が現れています。馬喰町にそのような店が増えているとは知らない人もまだまだ多いような気もしますが、だからこそ穴場であり、隠れ家的な要素もあるのです。
